前日のコメント
  
 先週のマイルチャンピオンシップでは、自信の本命馬のクルーガーが7着に敗退した。渾身の予想であっただけに痛手は大きかった。敗因は3歳馬と古馬との力関係がきちんと整理できてなかったことにある。馬のピークは一般に4歳秋といわれているが、それは昔のことで、今は3歳秋といっても過言ではない。しかも背負う斤量は3歳と4歳以上ではたいがい2sのハンデがあり、牡馬と牝馬の差も相まって、3歳牝馬と4歳以上牡馬との間には4sのハンデがある。先週のマイルCSでは数年前から3歳馬と4歳以上馬のハンデさ1sとなっているが、勝ったのは18番の大外を引いた3歳牡馬のペルシアンナイトであった。3着も3歳牡馬のサングレーザーであった。ハンデが1sとされたマイルCSでさえハンデ差は3歳馬に有利な結果となっている。私は3歳馬と4歳以上馬との間にハンデ差はいらないと思う。同斤で良いと思う。牝馬で3歳馬と4歳以上が初めてぶつかるエリザベス女王杯でも今年3歳馬のモズカッチャンが制している。
 今回のジャパンカップをみると3歳馬は牡馬のレイデオロと牝馬のソウルスターリングだけであるが、レイデオロは今年3歳牡馬のナンバー1と見られており、ソウルスターリングは3歳牝馬ナンバー1と言われている。そこにジャパンカップは2sのハンデ差がある。5歳馬キタサンブラックと3歳牝馬ソウルスターリングの間には実に4sの差がある。
 これを念頭におくと、今回のジャパンカップの本命はレイデオロか、ソウルスターリングだが、この2頭に騎乗しているルメールがレイデオロを選んだことから見て、本命はレイデオロとする。。
 晴耕雨読土日競馬
競馬歴48年で、競馬をこよなく愛する者です。
長年培った分析力とともに、競馬評論家として
唯一認めていた故・大川慶次郎氏の相馬眼(大
川流)をもってして、GT、GUのレースを中
心に予想します。参考になれば幸いです



2017年11月26日(日)東京11R
ジャパンカップ(GI)
3歳以上オープン芝2400m

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